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補聴器における音源の把握
前回ブログの最後に、普通の補聴器では音源を把握出来ないことを書きましたが、今回はもう少し踏み込んでみたいと思います。

初歩の音響教科書に、音源の認識について次の様な記述があります。
それは、耳に長いパイプをつけてそれを前方にまっすぐ伸ばして音を聞くと、
●前方を左から右へ人が歩くと、その人の足音も右から左へ移動して聞こえる。
●次にパイプを前方でクロスさせて、人が左から右へ歩くと足音は右から左へ移動するように聞こえる。
●しかし、しばらく聞いているとクロスしていても足音は人の移動と同じ方向に動いて聞こえる様になる。

【私の体験】

体験−1
ステレオ化した試作ホワイトイヤーで駅ホームの電車の音を聞くいた。すると、
●どちらに走り抜けて行くかよく分かる。
●しかしこの音を録音し帰宅後再生して聞くと、臨場感は十分なのに電車の走る方向は全く分からない。録音中のモニター音では分かったのに、再生音では分からないのだ。 (帰宅して聞いて方向が分からなかった原因はマイクロホンであることが後日分かった。しかし、収録現場で実際の電車を見ながら聞くと分かるのは事実。)

体験−2
体験−1で使用した試作ホワイトイヤーでマイクロホンを大通りと平行に配置して音を聞くと、
●車が通りを右から左へ走るとその音も右から左へ移動して聞こえる。
●次に目を閉じてマイクロホンの左右をクルリと反転すると、車が右から左へ走っても音は左から右へ移動して聞こえる。
●ところが、その状態で目を開けると、車の移動方向は実際と同じに変わる。この変わる様は不思議、クルリと反転するのではなく一瞬にしてフッと境目無く変わる。
●前記の音を録音して持ち帰り再生音で聞くと、臨場感は十分だが、車の移動方向はあまり分からない。
●遠くをバイクが走る時、収音現場ではその音は見えているバイクから出ているのが明瞭に分かる。しかしこれも再生音で音源は分からない。

体験−3
体験−1で使用した試作ホワイトイヤーをカフェで使うと、
●音源の場所や方向が分かる、背後か前方かも分かる。
●しかし、この音を録音して持ち帰り再生して聞くと、音源が右か左かや遠近は分かるものの、前方か背後かはまるでわからない。

体験−4(これ以降は改良マイクロホンによる)
体験−2で行ったのと同様に、試作ホワイトイヤーのマイクロホンを通りと平行に配置して音を聞くと、
●車が通りを右から左へ走るとその音も右から左へ移動して聞こえる。
●次に目を閉じてマイクロホンの左右をクルリと反転すると、車が右から左へ走っても音は左から右へ移動して聞こえる。
●マイクロホンの方向はそのままで目を開くと、なんと、車が一台走っても音が2つ聞こえる。一つは右から左、もう一つは左から右へと。
●前記の音を録音して持ち帰り聞くと音は1台にしか聞こえない。また、車の走る方向はよく分かるが前方か後方かは分からない。

体験−5
体験−4で使用した試作ホワイトイヤーをカフェで使うと、
●音源の場所や方向が明確に分かる、背後か前方かもハッキリ分かる。
●しかし、この音を録音して持ち帰り再生して聞くと、音源が右か左かや遠近はよく分かるものの、前方か背後かは皆目分からない。

上記体験から私は、人は音源把握をするために両耳に入る音量差や位相差に加え、視覚と学習を活用していると考えています。特に前後の把握は視覚を抜きには不可能、また音の遠近は鼓膜の更に奥の構造が関与しているかもしれない。そして、もう一つ重要なことは片耳(モノラル)でも音源把握がかなり出来るということ(これは音響工学の常識に反する)。ホワイトイヤーの信号処理はこのことにもうまく対応出来ているようです。また、もしこの理屈が全て正しいとしたら一般的な補聴器で音源を把握するのは殆ど不可能です。

今年中は当社をご愛顧頂き大変有り難うございました。
来年も引き続き宜しくお願い申し上げます。

追記:2015.07.31

音源の把握について、更に気がついたことがあったので記す。それは、
目隠しでのモノラル音では音源を全く把握出来ない、しかし一度視覚で音源の把握が行われると、今度は目をつむってもその音がどこから聞こえてくるのか分かる、つむったまま頭を動かしても分かるということ。
このことから、音源の把握は複雑な学習により行われていると考えられる。二つの耳に聞こえる音の差と視覚はその手がかりとして用いられる。また一度認識された音源情報はそれに続く音源把握のためのベース情報になる。

また映像無しで、再生音による完璧な音場の再生は出来ない。

 
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posted by: なめそ | 難聴の雑学 | 12:47 | comments(0) | trackbacks(0)
補聴器の都市伝説
■補聴器の開発には10億から100億(円??)かかる。

■補聴器の開発には1,000〜2,000人が投入される。

■補聴器で雑音が大きく聞こえるのは止む得ない。
人の耳は雑音と声を区別して聞くことが出来るので雑音が気にならないが、補聴器は雑音も声も同一に増幅するから、補聴器で雑音が強く聞こえるのは止む得ない、と補聴器店で説明されるかもしれません。しかし科学的な思考の持主なら、この嘘にすぐ気がづくでしょう。

■デジタル補聴器はアナログ補聴器よりよく聞こえる。
デジタルやアナログは手段の問題であり、聞こえの良し悪しには関係ありません。イヤ、現実はアナログタイプの方がよく聞こえることが多いのです。

■集音器は耳を痛めるが補聴器は安全。
補聴器屋さんからこのような説明を受けることは多いと思います。理由は集音器は過大音を防止できないと言うことの様です。皆無とは言えませんが、今時そんな集音器はあまりありません。それよりも調整不良の補聴器の方が危険かもしれません。

■感音性難聴で言葉を聴き取れないのは神経や脳が言葉を解析出来ないからだ。
感音性難聴の「音は聞こえても言葉が聞き取れない」或いは「言葉が歪んで聞こえる」という症状の殆どは、言葉の一部が聞こえない、或いは聞こえ難い、のが原因です。この場合聞こえない部分を聞こえる様に出来る補聴器を使えば解決します。しかし「聴覚神経や脳が言葉を解析出来ない」という感音性難聴も無い訳ではありません。

■補聴器が音楽に適さないのは、言葉を優先的に造られているからだ。
音楽に適さないのは性能が優れないからです。言葉が綺麗に聞こえる補聴器は音楽も綺麗に聞こえます。

■医療機器でない機器を補聴器と称してはならない。
調べてみましたが、根拠は見つかりませんでした。悪質な噂だと思います。

■集音器は難聴に効果があると表示してはならない。
紛らわしい法規は存在しますが、そのようなことは書かれていません。もしこの表示が違法なら難聴用スピーカーも該当します、またそのような商品があるかどうかは不明ですが、難聴でも良く聞こえるとテレビに表示は出来ないことになります。

■骨伝導補聴器は重度難聴でも聞こえる。
「骨伝導補聴器は鼓膜に依存しないで聞こえる」ので、重度難聴でも聞こえると理解されている方が多い様です。しかし、骨伝導補聴器は重度難聴は勿論、高度難聴にも歯が立たないのが普通です。また、気導式補聴器でも鼓膜は無くても聞こえます。

■補聴器は低域と高域の周波数がカットされているべきだ。
公的機関から発行された文中に、補聴器は1,000Hzよりも2,000−3,000Hzをより増幅されるべきだがそうなっていない集音器が多いというようなことが書かれていて笑わされました。補聴器の周波数特性がどうあるべきかはまだ分かっていません。しかし、私としてはフラットが良いと感じています(2,000−3,000Hzを少しだけ強調するのは有効の様ですが、それは少しだけです)。技術に疎いのに技術指導するのは避けるべきでしょう。尚、振幅抑圧特性は重要と思います。

■補聴器を両耳装用すれば音源の方向や場所を把握出来る。
特性の良い補聴器なら両耳装用で音源を把握出来ます。しかし販売されている殆どの補聴器では無理です。しかし全く分からないと言う訳ではなく、分かると思えばそのようにも感じられるといったところでしょう。
 
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posted by: なめそ | 難聴の雑学 | 19:30 | comments(0) | trackbacks(0)
デジタル補聴器とアナログ
「オーディオはデジタルになって音が良くなる方に行かず、利便性を高める方向に行った。」これはパナソニックのテクニクスブランド復活を報じる新聞記事の一節である。

このことは補聴器にもピッタリと当てはまる。つまり、補聴器のサイズは驚く程小さくなったものの音質は必ずしも向上しなかった。
であるのに売れたのは、通常のオーディオ機器がデジタル化で誰もが驚く程音質が向上したからだろう。そのため、デジタル補聴器もアナログ補聴器より著しくよく聞こえると宣伝され、ユーザーもそれを信じてしまったと言える。

しかし、デジタル化の結果、補聴器の音は必ずしも向上しなかったというか、ある意味で悪化さえした。そのためアナログ補聴器は商品自体が大変少なくなった今でも根強い愛用者がある。

音質が改善されなかったのはデジタル化のせいではない、補聴器の音信号がどうあるべきかの解明ができなかったからである。しかし、時代の波に乗るにはデジタル化が必要だったので、デジタル回路に都合の良い手法で商品化し、デジタルだからよく聞こえると宣伝した。その結果、高価であるにも関わらずデジタル補聴器はよく売れた。

このような状況の中で自然発生的に生まれたのが集音器(この呼び方に私は異論を持っています、詳しくは補聴器は医療機器ではない?をご覧下さい。)と呼ばれている商品である。集音器の殆どはアナログ方式であり、デジタル補聴器のように小さなものは少ないが、安価で音質が良い上に、よく聞こえる商品が多い。

デジタル方式だから音質の改善が出来ないという訳ではない。しかし、デジタルではアナログより改善が困難だろうとは想像できる。それは、アナログ回路の変更は容易で音質の変化を掴み易いが、デジタルの場合プログラムを適切に動かすだけでも骨が折れるので音質にまで注意が届き難いに違いないからだ。

また、音の問題は分かってないことが多く、この解明は容易ではない。例えば高級オーディオ機器なら、接続コードが違うだけでも音質が随分変わる。この原因はいろいろ解説されているものの本当のことは分かっていない。

尚、当社のホワイトイヤーは補聴器の音信号がどうあるべきかを解明して生まれた画期的な聞こえの商品です。
 
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posted by: なめそ | 難聴の雑学 | 12:34 | comments(2) | trackbacks(0)
補聴器は医療機器ではない?
「”補聴器”は医療機器だから、医療機器でない補聴器類(集音器)は補聴器と称してはならない」、というのは補聴器業界の常識となっています。

しかし、これはどうも嘘らしい。以前から私はこのことに疑問を持っていました、補聴器業者の都合によってつくり出された、間違った常識ではないのかと。その頃の私の言い分は次のようなもので、法規上の理由からではありませんでした。

一、補聴器という言葉の意味は聞こえを補助する器具という意味であり、言葉の中に医療機器という意味は含まれない。
一、補聴器と言う言葉は医療機器の制度が出来る以前からあったと考えられるので、補聴器という言葉に元々医療機器の意味はない。

この疑問について私は、厚生労働省にメールで問い合わせたことがあります。しかし、返事は無いままでした。そのため、これまで「補聴器」という言葉はそのまま医療機器を表すものとして対応してきました。また、ホームページでもそのように説明してきました。

ところが最近、「集音器は補聴器と称してはならない」の根拠となっているのは 薬事法総則の(定義)4だと知りました。
総則の(定義)4とは 「医療機器とは人若しくは動物の疾病の診断。治療若しくは予防に使用されること又は人若しくは機能に影響を及ぼすことが目的とされている機械器具などであって、政令で定めるものを言う」です。そして、政令には「補聴器」と記載されています。

この総則の(定義)4は、ちょっと読めば「集音器は補聴器と称してはならない」ことを意味するように感じられてしまいます。しかしよく読むと、大変紛らわしく不完全であることが分かります。
つまり、医療機器の中に補聴器はあっても、これだけで補聴器は必ず医療機器だとは言えないと思うのです。ピンセットには医療用もあればそうでないものもあるように、補聴器も医療機器とそうでないものが存在して良い筈だからです。

勿論、法規の政令に「補聴器」と載った時点から、全ての補聴器は医療機器だと言えなくはありません。しかしこれは、政令にピンセットと載せてその日から、それまでに造られた全てのピンセットは医療用とし、これ以降は「医療用ピンセット」以外のピンセットを造ってはいけないとすることに等しいと言えます。このようなことが正しい筈はありません、政令の言葉足らずでしょう。(ピンセットの場合、政令には「医療用ピンセット」と記載されている。)

ということで、「集音器は補聴器と称してはならない」は、総則の(定義)4の曖昧さから導き出された解釈の一つと言えますが、必ずしもそうではないことがお分かり頂けると思います。

紛らわしい総則の(定義)4は訂正されるべきです。訂正は政令の「補聴器」を「医療用補聴器」とすれば十分です。政令が「医療用補聴器」に訂正されるなら、集音器と呼ばれている商品は「補聴器」と表示してなんら問題ありません、いや訂正されなくても元々問題は無い筈です。機能から考えて集音器という呼び方は止めて補聴器とするのが妥当でしょう。
 
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posted by: なめそ | 難聴の雑学 | 19:42 | comments(0) | trackbacks(0)
補聴器の常識
先日TBSで、難聴によく聞こえるスピーカー(COMUOON)の番組があった。観られた方も多いのではないでしょうか。そして、この番組の中で、オッという場面に出くわした。

それは、これまでは言葉が歪んで聞こえたので、お孫さんの本当の声を知らなかった。しかしこのスピーカーを使うと、歪のない綺麗な声で聞こえ、お孫さんの本当の声を初めて聞いたと感激されている場面である。

常識では、感音性難聴者に言葉が歪んで聞こえるのは、「聴覚神経及び言葉を認識する脳の障害」というものである。しかし、スピーカーを変えたら綺麗に聞こえたと言うことは、言葉が歪んで聞こえるのは、聴覚神経や脳に起因するというよりも(勿論そういうこともあるかもしれない)、音の一部が聞こえにくいことが原因であることが実証された訳だ。
これは従来からの私の主張でもあった(このブログのどこかに書いた気がするのだが、見つからない)。

これ以外にも、補聴器に関することで常識としてまかり通っているものには間違いや嘘が大変多い。それらはどれも音響技術者なら不思議に感じることなのだが、不思議に感じても自身にはあまり関係ないし、解を持ち合わせていないので傍観しているのが実状だと思う。

補聴器の典型的な間違は「補聴器で聞く音と、裸耳で聞く音に雲泥の差があるのは、人体の計り知れない能力によるもので、補聴器では解決出来ない」という常識である。
これは当社のホワイトイヤーによって覆された訳だが、こんな嘘が長い間信じられ、補聴器では解決出来得ないものとして放置されていたのです。

また一つ、「感音性難聴で言葉が歪んで聞こえる原因は神経や脳都言うよりも、音の一部が聞こえないため」と言うことが明らかになった訳だが、補聴器のこのような間違った常識は、今後次々に明るみに出ることでしょう。
 
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posted by: なめそ | 難聴の雑学 | 12:15 | comments(0) | trackbacks(0)
補聴器の聞こえと雑音
モシモシ、ホワイトイヤーについて質問したいんですが。

ハイ、有り難うございます、いいですよ。

祖母の補聴器があまり聞こえないし、耳から外れ易いのですがホワイトイヤーにはヘッドホンが使えますか。

ハイ、使えます。しかし、ヘッドホンは機種による音質の差が大きいので、選択に注意して下さい。

音に注意すれば普通のヘッドホンが使えるんですか。

使えます。

祖母は補聴器を使っても、テレビの音を大変大きくするので困っています。それでもあまり聞こえてないようなのです。○○製の集音器も持っていますがそれもあまり聞こえません。ホワイトイヤーは聞こえますか。

お話からの想像ですが、補聴器である程度聞こえているようですから十分聞こえると思います。特にコード接続(テレビと)すればバンバン聞こえます、しなくても聞こえると思いますけどね。

本当ですか。補聴器は雑音多いとよく聞きますがホワイトイヤーは大丈夫ですか。

通常の補聴器より圧倒的に良い筈です。補聴器の雑音が何故あれほど強く聞こえるのかは、これまで誰にも解からなかったのです。ホワイトイヤーはこの雑音問題に理論的なメスが入った初めての商品です。初めての商品なのでまだ完璧ではありませんが、他の補聴器より圧倒的に優れている筈です。しかしサイズが大きいのは難かもしれません。

ホワイトイヤーはアナログなのに雑音がないのですか。

補聴器の雑音は環境雑音が聞こえているのですから、アナログデジタルには関係がありません。

アナログでは雑音が出るのではないですか、ヒスノイズのように。

今時、聞くに堪えないノイズを出す回路などありません。補聴器の雑音は環境雑音ですから、デジタルであっても聞こえるのです。デジタル補聴器では雑音を消去するものが増えましたが、この機能を働かせると必要な音まで消えてしまいます。雑音さえも必要な情報の一つです、消去で解決する問題ではありません。

上記は、電話によるお客様との会話の一部です。
この電話で、お客様はデジタルに大きな期待を持っていることを改めて感じました。補聴器メーカーがデジタルをキーワードに宣伝してきた結果でしょう。この戦略は見事に当たったと言えます。補聴器のデジタル化は、デジタルという言葉を利用するために行われたのかもしれません。

ホワイトイヤーも将来はデジタル化されるかもしれません。しかし、もしされたとしてもそれはICの入手都合による筈です(現在はアナログICの方が有利です)。補聴器の場合、デジタルとかアナログとかは手段の問題ですから性能には殆ど影響しないのです(小型化にはデジタルは効果的です)。
 
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posted by: なめそ | 難聴の雑学 | 10:07 | comments(0) | trackbacks(0)
耳穴型補聴器 と 耳掛け型補聴器
以前、補聴器は耳穴型が主流でした。しかし最近は耳掛け型が主流になりました。理由は耳掛け型が小型になったことと、耳掛け型の方が音質の良いものを造れるからでしょう。

耳掛け型が良い音質を得易い理由は、オープンフィッティングが可能だからです。オープンフィッティングが最近まで出来なかった原因はハウリングです(ハウリングについては 拡声機や補聴器のハウリング をご覧下さい)。

耳穴の密閉度を低くしてもハウリングを防げる構造によってオープンフィッティングは可能になりました。また、オープンフィッティングはホワイトイヤーの動作と通じるものがあります。オープンフィッティングが実際に耳穴の密閉度を低くするのに対し、ホワイトイヤーはイヤホンの動作をコントロールして同じ効果を得ています。だから、もしかしたら、実際に密閉度を低くするオープンフィッティングの方が好ましいと思われるかもしれません。しかし、耳掛け型のオープンフィッティングは欠点も持っています。

耳掛け型のオープンフィッティングは次の様にして実現されます。
1.音を細いチューブで本体内のスピーカーから鼓膜至近まで導き輻射させる(鼓膜に近いと小さな音でも聞こえるしマイクと音の出口の距離を比較的大きく取れるのでハウリングに有利)。
2.音の出口と入り口(マイクロホン)の位相を反対にする(正確な動作は難しいが、理想的に動作すればハウリングは起きない)。
3.音の輻射部分で出来るだけ耳穴が塞がれない構造とする。

つまり、旧式補聴器では音が耳穴の外に漏れるとハウリングが起こりましたが、前記1.2.の構造によってオープンフィッティングであってもハウリングがあまり起きないようになったのです。しかし、これには次のようなことも言えます。

1.十分なオープン特性は難しい(音の輻射部は支えが必要なので完全にオープン出来ない)。
2.鼓膜と音の出口間の空間が小さいので、音があまり大きくなくても音圧上昇が起こりやすい(深刻な難聴に向かない)。
3.輻射音量が小さいとは言え、音は容易に外部へ漏れるので深刻な難聴に適用出来ない。
4.オープンフィッティングと細いチューブの組み合わせでは十分な低域特性を期待出来ない。
5.補聴器からの音と、耳穴に直接入ってくる音の両方が時間差を伴って聞こえることがある。

ともかく、耳掛け型が耳穴型よりも多くの点で好ましいことは本当でしょう。しかし、気になることがあります。それは、通常の商品ではその良し悪しを判断する主役はユーザーですが、補聴器の場合はユーザーによって評価できる割合は大変少なく、大部分は販売者の言葉で決まることです。耳穴型から耳掛け型への移行は販売者と製造者によって行われたと考えるべきでしょう。つまり、どの補聴器が良いかを決めるのは多分に販売者です。市場原理が働き難い大きな原因と思います。
 
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posted by: なめそ | 難聴の雑学 | 18:05 | comments(0) | trackbacks(0)
補聴器はステレオよりモノラルが良い?
補聴器(集音器等を含む)にはステレオタイプとモノラルタイプがあります。
多くの方の気持ちは「モノラルよりステレオの方が良いに決まっている」だと思います。そのためか、モノラルなのにステレオを装って販売されているものさえあるようです。

確かに音源の把握と臨場感ではステレオの方が優れています。だから補聴器が健常者に使われるとしたらステレオの方が良いに決まっています。しかし、難聴者に使われる補聴器の場合は必ずしもそうではない、特に深刻な難聴用ほどそうではないかもしれないのです。

尚、補聴器を両耳に装着すればステレオです、しかし、ポケットタイプのモノラル補聴器は両耳イヤホンを使用してもステレオにはなりません。

ステレオの長所は音源場所の把握特性と臨場感ですが、モノラルでもそれ程困ることはありません。これは、健常者が片耳塞いでも音源の把握や臨場感にそれ程の支障がないことから理解出来ると思います。つまり、臨場感や音源の把握にステレオであるかどうかは、それ程大きく影響しないのです。

モノラルが良いかもしれない理由は、単一指向性マイクロホンが使用されたステレオ補聴器では側面方向の音は反対側の耳にあまり聞こえないことです。つまり、この様なステレオ補聴器では側面の音はモノラルタイプの約半分しか聞こえないのです。

このためか、多くの製品にはステレオであっても無指向性マイクロホンが使用されています。聞こえの良さを優先し、ステレオ効果を犠牲にしているものと思います。この方式の長所はモノラルと同等の聞こえの良さと、ある程度のステレオ効果です。また指向性タイプより扱い易いと言えます。

つまり、無指向性マイクロホンによるステレオ補聴器なら、聞こえの良さはモノラルと同等で臨場感はモノラルより優れます。尚、モノラルには回路が簡単で製造の容易、消費電流が少なく電池持続時間を長くできる等の利点もあります。

単一指向性マイクロホン補聴器は不要な雑音を排除できると説明されることが少なくありません。しかし、この様な補聴器を両耳に装着すれば、結局どの方向の音も聞こえますから指向性で不要な音を軽減できるということはあまりないと思います。もし一部の方向の音しか聞こえないとしたら、それ以外の方向の音や声は聞こえないという欠点を持っていることになります。単一指向性マイクロホン補聴器の利点は音源を把握し易いことと優れた臨場感と言えます。

ステレオとは関係ありませんが、クロス補聴器の有用性について一言。 クロス補聴器は片耳が全く、或いは殆ど聞こえない人が聞こえない側の音を反対側の聞こえる耳で聞きくという思想の商品です。つまり、聞こえない耳のところに設けたマイクロホンで捕らえた音を、聞こえ易い側の耳に装着したイヤホンで聞く構造です。しかし、無指向性マイクロホンの補聴器を聞こえる側の耳に装着しさえすれば、わざわざクロスケーブル方式にしなくてもほぼ同等の特性が得られます。但し、聞こえない耳の至近の声にはクロス補聴器は十分効果的です。
 
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posted by: なめそ | 難聴の雑学 | 11:22 | comments(0) | trackbacks(0)
補聴器のクリーニングに中性洗剤はダメ
昨日の話だが、
朝から変だ、体が怠くて頭がうっとうしく眠気もある。それに喉も少しだけ痛い、更には冷たい外気でゾクッとしたりする。インフルエンザかな、しかしここのところそんな話は聞かないな。
ブログを書き始めても気が乗らない。しばらく机にうつぶせになりウトウトした後で頭を上げると鼻の穴が乾いているのに気がついた。ああ花粉なんだ。

実は昨年末、花粉の日があった。この冬は少ないという予報なのにこんなに早く飛ぶとは、予報は外れるに違いない。そう思って急いでマスクを購入した。
ところが、今年は昨日が初日、それに程度が軽くてすぐには花粉だと気がつかなかった。予報が外れるという私の予測は外れた。例年なら昨日の強烈なやつが2月の始めにやって来る。

正しい予報に感謝、・・・・予報に感謝してもしょうがないか、杉の木の神に感謝。

ということで昨日は仕事に気が乗らずネットをダラダラと見ていた。すると、補聴器のクリーニングに中性洗剤はダメと説明されたサイトに目が止まった。
密閉度が高いイヤーモールドやイヤホンを一日中着けっぱなしだと蒸れ易いが、これのクリーニングに中性洗剤(台所用の殆どはこれ)を使うとアレルギーを起こすのだという、知らなかった。私同様知らない業者は多いらしい。

ラージで扱っている商品には蒸れ易いものは無いので、あまり関係ないかもしれないが注意するに超したことはない。これからはイヤホンのシリコンゴム部分のクリーニングには体を洗う石鹸か或いはアルコールを使って欲しい。しかし、本体やイヤホンコードは汚れが落ちやすい中性洗剤がお薦めです、勿論アルコールも問題ありません。
 
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posted by: なめそ | 難聴の雑学 | 13:47 | comments(0) | trackbacks(0)
集音器の動向
比較的最近まで、電子大国日本の補聴器は優れていると考える人が多かったようです。しかし今では殆どの補聴器が海外製であることを誰もが知る様になりました。

日本製補聴器が世界で注目されたことはないのですが、それでもデジタル補聴器が現れる以前は海外への進出も考えない訳ではなかった様です。しかし、デジタル補聴器が現れると間もなく、殆どの老舗日本メーカーは自社開発を止めてしまいました(Panasonic は今も自社開発しています)。技術的に不可能だったのではなく、生産量が少ないために小さな専用部品を造ると採算がとれなくて諦めたようです。その結果、日本の補聴器業者の殆どは海外メーカーの出先機関の様になってしまいました。

ところが老舗補聴器メーカーの撤退と入れ替わるように集音器メーカーが増え始めました。それはデジタル補聴器の出現時期とも重なります(集音器の殆どはアナログ方式)。集音器とは医療機器に認定されていない補聴器類の一般呼称です。

医療機器でない補聴器類が集音器と呼ばれるようになった理由は、補聴器関係者が「医療機器でない機器は補聴器ではない」と非難したからです。トラブルを避けるため各メーカーは、集音器、音声増幅器、助聴器、聴覚支援機、等の呼称で販売を始めました。そして「集音器」という呼び方が最も多く使われるようになったのです。

「医療機器でなければ補聴器ではない」という理屈に私は疑問を持っています。理由は「補聴器」という単語の意味は「聴こえを補助する器具」であり、医療機器の意味は含まれないことと、「補聴器」という言葉は医療機器の制度ができる以前から存在したと思われるからです。
という訳で、「補聴器」がどうしてもダメだと言うなら「補聴機」と表示してみようか等と思ったりしています。電話器が電話機という呼び方に変わったのは随分昔のことです。

集音器メーカーにはパイオニア、ビクター、シマダ製作所、テムコジャパン、プリモ、伊吹電子、アドフォックス、ラージも入れてもらえるでしょうか・・・・・・等があり、今も新規参入メーカーは増え続けています。

新参メーカーは、自社ならもっと良い商品を造れると思い参入します。良い商品とは「よく聞こえる」「扱い易い」「低価格」のいずれかのようです。「小型」品はあまり見かけません、大手メーカーの補聴器より小さく造るのは難しいからと思います。逆に言えば、医療機器補聴器の良いところは小型だけかもしれません。
高価なら優れているとは限りませんが、価格はメーカーの自信の現れと言えます。当社のホワイトイヤーは集音器としては高価格ですが、もっと高くても問題ないと感じています。

最近まで厚生労働省は集音器の台頭を抑制するようなところがありました。補聴器の知識の無い厚生労働省は補聴器関係者の集音器非難に反論出来なかったのかもしれません。しかし集音器に規制が加えられることはありませんでした、事故などの事例が無かったからでしょう。また、最近は抑制する気配が全くありません。間違いに気がついたか、そうでなかったら規制緩和政策の結果と思われます。
 
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posted by: なめそ | 難聴の雑学 | 16:13 | comments(0) | trackbacks(0)